事実

薬物と死

2012年:自殺によって亡くなった軍人たちは戦死者よりも多く、その割合は一日ひとりに上ります。 退役軍人による自殺は一日あたり22件に達しました。

2005~2011年:自殺や暴力行為を誘発することで知られる向精神薬の軍内部での処方が696%増加しました。

2004~2012年:米国食品医薬品局は殺人願望や殺人、躁状態、攻撃性を引き起こす向精神薬に関する14,773件の報告を受け取りました。



神経学者の疑問 「突然死」

カリフォルニア州の神経学者フレッド・ボーマン・ジュニアは、数々の「自然死」とされている現役軍人ならびに退役軍人の400件近い不審死に関するリストをまとめました。

「20代の『自然死』とは一体、何なのでしょう?」と ボーマンは問い掛けます。

彼の調査では、「向精神薬の多剤併用療法、特に抗精神病薬によって4~5分で起こる、脈拍のない脳死を伴う心臓突然死である可能性が高い」という確信に至りました。

彼は2008年の初頭に永眠したアンドリュー・ホワイトおよび他3名のウェストバージニア州の退役軍人たち、すべて20代の症例から共通の要因を見出しました:「全症例が脳の病気(身体的な異常)ではなく、『心的外傷後ストレス障害』、精神的なものと診断されていました。全症例にセロクエル(抗精神病薬)、パキシル(抗うつ薬)、クロノピン(ベンゾジアゼピン系薬)といった、同様の多剤処方がなされ、彼らが永眠した時、すべて『正常』に見えたのです。」

他の医師たちやCCHRとともに、ボーマン博士は緊急警告を発しました:「私は軍に対し、心臓停止によると推定される突然死の異常発生の及ぶ範囲と原因が完全に明らかになり、完全に公開されるまで、あらゆる抗精神病薬と抗うつ薬の即時使用禁止を求めます。」



メンタルヘルスの分野に人権を取り戻す

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