第2章:精神医療による薬物の売り込み
1952年以来、精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)(精神科医のための「聖なる価格料金表」)は、112種類の「精神障害」を記載した小冊子から、ページ数886、374種類の障害を記載した大辞典にまで成長しました。精神科医たちが診断、投薬し、治療費を請求するためにはこの本を使わなければなりません。事実、精神医療産業は現在DSMを使って民間や政府の保険金から720億ドル以上を集めています。
精神科医たちがつくり出した数多くの架空の「精神障害」の影響と無縁でいられる人はいません。これらは向精神薬業界に巨万の富をもたらしています。
事実:自殺したアメリカ人のほぼ半数が向精神薬を服用中でした。
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